大相撲秋場所

大相撲「空(あき)」場所か?
場所前から白鵬稀勢の里鶴竜の休場が伝えらえファンをがっかりさせて始まった本場所でしたが昨日までにさらに人気力士の宇良、高安らまでも休場となり、幕内力士7人が休場という事態に。

以前、稀勢の里が連続優勝を達成した時にこう書きました。

ケガが大したことがなければ美談ですが、日本人はすぐに、そうあるべきだとしたがるので、無理をしないで休んでもいいのだと私は言っておきたいですね。偉業というのは、限られた人には通じる話で、稀勢関にとってはたとえば今回のことが致命傷になったとしても、悔いはないという決断によってなされたことでしょうからよいのですが、一般には「無理をさせない」ほうが勝る、と思います。

格闘技ですからケガはつきものですので、協会は取り組み中の対策と本場所に向けた調整の在り方について、より注意を促して対策を講じてもらいたいところです。


小田急沿線火災による車両への「飛び火」
代々木八幡周辺での車両火災で、新たに知ることとなった「こうしたケースについて決まりがない」という話。今回はたまたま乗客、乗務員に事故がなかったからよかったのですが、肝を冷やしました。危ない事態でした。

決まりごとがなかったとすれば気になった対応は二つ。消防が踏切から消火活動をしたいから電車を止めてくれと言い警察官が緊急停止ボタンを押した、といわれる対応。これはちょっと考えれば止めたくない場所に止まってしまう可能性があるではないかと気づかないものか。

さらに、運転士と現場の連携がなされていないため、乗客の誘導が遅くなり、誘導自体に警察や消防がかんでいるように見えない点。

マニュアルは必要ですが、マニュアルがない場合の事態にどう対応するのか、力量が問われます。その力量を感じさせない事件でした。