小正月

新年も早いものですでに半月が過ぎました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

昨日今日とセンター試験が行われおりますが、首都圏には雪こそ降らないまでも相当の寒波が襲来中、全国的にはあちこちで大雪。私は、どなたにお会いしても、いろいろとご心配をいただいており大変恐縮をいたしております。ありがとうございます、さほどもろもろ大事に至ることなく、必要な仕事についてはこなしておるところです。

叱咤激励も例年以上に頂戴する正月でしたが、それは厚木市には二年後2019年を見据えたローカル政治の行方を気にされる方々が多いことによるものでしょう。世界の政治もEU離脱のイギリス、トランプ登場のアメリカの戦略など予断を許さない状況、国内も政治の空洞化のような状況は社会の大敗を助長しているかのようで、地方政治も突破力を失いさまよっているような印象を持ちます。厚木市の場合の、独自の問題と、地方自治体が抱える共通の課題と、その違いを混同することなく課題解決の方向性を明確にして方針を持つことが必要です。


先月の議会最終日に、意見表明としておこなった反対討論は私自身の身を切る、返り血を浴びるようなつらいものでもありました。政治で生きていく人間としての矜恃(ここでは矜持でもいいかもしれません)を自らに言い聞かせる意味でも。

30年も議会にいたりして、そこそこ年齢も重ねておりますとさほど批判を受ける機会も減るわけですが、その分、自分で自分を叩かなければならないのです。きつくて、厳しい。つらい。

こうした気持ちを共有できる人たちとの仲間関係こそが宝になると信じて、今年も往年の力は失っているでしょうが全力を傾注したいと思います。気合負けしないように。