金沢三日目

今回の小水力発電大会の特徴は、日本の再生エネルギーがはたしてこの先どうなるかという危機感を持つ人たちの思いが込められていたということでした。

簡単に言うと、日本は既存の送配電の容量は、既存のエネルギー、原発も含む、に有利になっていて新たな再生エネルギー分が増えても割り当て、のようなものに配慮がない。

ドイツでは、再生エネルギーが優先され、既存のエネルギーは補完的役割になり、また容量も増強することが法律で企業に義務付けられているとのこと。だから、企業もこの分野での開発がさかんになると。

また、基本的に再生エネルギー、ここでは小水力発電ですが、は大量消費には不向きなので先行的な実践例はまだ小さなコミュニティ、村などがほとんど。

でも、小さな単位での実践例をたくさん作ることは可能と思われる。

金沢の随所に見られる用水を眺めつつ、政治の役割の大きさを感じています。