金沢二日目(記録メモ)

全国小水力発電大会in金沢
2日目
第2分科会
マイクロ水力発電の活用
国内で、アジア諸国

■地域に広げる水車プロジェクト
岸田かおる(吉野小水力利用推進協議会)
■マイクロ水力普及の可能性について
清水満((株)洸陽電機 電源開発本部 水力発電事業部長)
■地域に根ざした小水力の進め方
竹尾敬三(関西広域小水力利用推進協会)
■マイクロ水力発電の活用〜岐阜県郡上市の取り組み〜
平野彰秀(NPO法人地域再生機構副理事長)



固定価格買い取り制度(こていかかくかいとりせいど、Feed-in Tariff)
アジア各国ではマイクロ水力はきつい。100キロワット以上の連携がいいのではないか。
国内では数十キロでも成り立つ。
FITはいつまであるか、補助金に頼らない方法を考えておくべき。
現在はFIT利用の短期利益追求型となりがち。
よくある失敗例、行政が調査→地元に話を持ち掛ける→異論噴出→とん挫、もしくは管理困難。


■第5分科会(午後)
かな
電力自由化と再エネ発電

諸富徹
安田陽(京都大学大学院 経済学研究科 特任助教

風力が専門。

便益 benefit とはなにか
利益 profit は一部の人のみが得をする

かけたコストに対してそれに見合う便益が得られているか

日本では再エネの便益が語られない。
ほとんど新聞に出てこないワード。

費用便益分析マニュアル

配電線、送電線が公有財となると、計算、公表が必要

工学系の人間が知らないのは問題。

コスト<便益
FITの議論、いまさらながら。

再生可能エネルギー世界での導入の理由は 費用便益比が大きいから。

外部コストが一番低い。
外部不経済 隠れたコスト 環境汚染など
各種電源の外部コスト比較、日本ではなされてない。

電力自由化 公平性と透明性の確保のために。

儲けるということにネガティブなイメージを持っている日本人
経済を回すために儲ける

系統コスト
ヨーロッパは再エネのおかげで系統インフラへの投資が進む
デンマークは風力だけで50%超え

ポルトガルデンマークはランキングアップ

海外からは日本の目標値が低い もうやめたのかとも思われる

25%から40%のVRE 変動性再エネ電源
日本は4,1%

接続可能量という概念は通用しない

交流線で70%
日本はあるのに使わない


自由化=規制緩和