阿蘇の怒りを鎮めたまえ

niginigi32016-04-20

これからの報道は、すでにそうなりつつありますが生還を伝えるものがなくなり悲報が続くため、精神へのダメージが大きくなります。懸命の救助が続く中で、私たち無力感を感じるものなど周囲で傍観せざるを得ない者の焦り、苛立ちは募ります。激励の声にせよ、不満や批判をぶちまける声にせよ、私たちの苦悩から発せられるアピールなのでしょう。

昨日、厚木市と同じように朝市を開催している自治体というご縁のある益城町に、職員3名の派遣および支援物資の輸送が行われました。輸送については、神奈川県トラック協会のご協力によるものです。職員の派遣は早朝だったようでこれには立ち会えませんでしたが、通知が事前に議員に会ったものですから正午にぼうさいの丘を出発するという支援物資を積んだトラックの出発には立ち会えました。市長や四役をはじめ関連職員とともに、時間の取れた数名の議員で見送りができました。

このことをFBに投稿したところ、共感のいいね、をいただきました。物理的に遠く離れているがゆえに、ただ見守ることしかできない人である私(現地では足手まといにしかならないだろう)にできること、ポジティブな情報発信で元気づけることや改善できるだろう場合の指摘をすること、などで痛み続ける心を慰めたい。

東日本大震災から5年、関東でも長く続いた微弱な余震ですら私はいつも揺れているような錯覚に陥り一定の不眠症状に見舞われました。東日本の教訓を生かして一人でも多くの人の生命、生活を守るために政府はじめ関係機関の集中した取り組みに期待をしたいところです。