静岡の難病ピアサポート

 2月3日(水)静岡県難病支援センターにて、ピアサポートの状況を調査してきました。(以下FBの掲載内容と同一)

 昨年立ち上がったサポート。いままで任意で行っていた患者会の活動に静岡県が予算を組み事務費や相談業務の人件費を考慮し約1000万円を充てたというもの。ALSやパーキンソン病ベーチェット病など重病となる患者の悩みなどを主に電話で話を聞いてあげる、といいます。

 じかに伺わなければわからない点として、交通手段、トイレ、階段、などの状態(来訪者はほとんどないということでしたが)や事務室の状況、担当者の対応、がよくわかり、なおかつフレンドリーで話が分かりやすい、そして「まだまだやらなければならない点」という課題もはっきり伝えてくれました。

 神奈川県も以前より、患者会の独自の活動に対して県が支援をしていますが、最近の法改正に伴い、特定疾患の対象拡大と相談業務などの業務拡大が押し寄せて現場負担は増しています。なかなか「増額を」ということがはばかられる昨今なので、つらいのだろうということが察せられます。

 なお余談になりますが、静岡までの往復は普通電車を利用しました。近隣の駅付近の街並みや乗客の姿、風情なども含めて見てまいりました。昔はなかった駅(沼津と原の間の片浜駅、草薙と静岡の間の東静岡駅)があることも知りました。JR東日本は小田原―熱海間、熱海から静岡まではJR東海、なのでpasmoが自動改札を通りません。以上、余談でした。小田原から静岡までの普通電車で待ち時間を除いた正味時間は1時間40分ほど。熱海での乗り換えがあるため、新幹線の約1時間と比べると倍の時間がかかるのですが当然のことながら費用は半分以下です。時間にさえ余裕があれば、許容できる範囲かもしれません。浜松や豊橋までとなると、さすがに乗り換えも増えるし腰が痛くなりそうなので厳しいかも。