大好きな立春

二十四節気のうち、このブログで記事に書いているのはいくつかに限られていると思いますが、真夏や真冬はあまり書く気がしませんね。立春、は暦などがここから始まるということもあって好みの日です。

今日は、議員と幹部職員が合同で研修をするという、おそらく初めての試みがありました。「今後の中心市街地活性化の方向性について」(関東学院大学教授、横森豊雄氏)。ヨーロッパのまちづくりなどに共感する講師でしかも、現在内閣府経産省などの「中枢」で委員や委員長を務めながら法改正などにも意見を通しているという方。

ですが、政府におもねるということもなくこれまでのたとえばコンパクトシティが「誤解」されてしまってより空洞化が進んでいる状況や、計画性のない(誘導のない)市街地整備、には苦言を呈されています。およそ1時間半、あっという間でした。

厚木市議会には中心市街地活性化検討協議会が任意の勉強会を随時開催していまして、今回はこの準備過程から協議をして今回のように「合同」形式になったようですが、発案者の一人に伺うとたくさんの議員が参加(公務で1人、けがで1人が欠席のみ)したことに驚かれていました。厚木市の現状に危機感を持っているという意味では当然ではあるのですが。

■今日は代表者会議もありました。正式には議会運営委員会を経て決まりますが、一般質問の内容の通告がいままで定例議会の初日の前日正午までとなっていたのですが、これを一日繰り上げて二日前までにということに。全員がそれでもよかろう。と。答弁作成をする理事者側が最近は相当苦労が多いということがわかるので、このあたりは協力してもいいと私も思ってはいます。が、議会の日程の組み方や、職員の仕事の在り方、人数配置や効率化などを考えると今回の措置は固定化すべきとまでは考えていません。以前は「(本会議初日の)前日夕方まで」でしたので時代の状況によって柔軟に対応すればよいのですが、どんどん繰り上げていくことになるのはあまり好ましいとは思えません。


■1月28日の構想日本の研修会参加について、補足の感想ですが、今日の横森さんの話でもヨーロッパの令が出されていましたが先日のこの研修でもやはりヨーロッパのまちづくりは参考にすべき点が多いということでした。あまり冷暖房に頼らないまちづくり、建築。風通しが良かったり庇(ひさし)を活用したり、気密性を重視したり。また、電力会社からの課徴金を収入源として低所得者の住宅の暖房など住宅整備費用に充てているという話には、さすがヨーロッパ的であるなと(パリ)感心しました。

いずれにせよ、再生エネルギーに力を入れようという国と国民の共同作業が熱心に行われている点は、もちろんまねごとをするということではなく大いに学ぶべきであると思います。