ようやく議会終わる

議案が多かったわけではないのに疲労感のある議会が昨日最終日、討論、採決などを経て散会しました。通年会期制のためあと数日会期が残っています。(昨日の代表者会議でいわゆる年度末の日切れ法案絡みの条例改正等に伴う扱い、専決処分とするか議会を開くか、については持ち帰りとなりました)通年議会のメリットというのはあえて目指さなくても可とすべきと考える私にとってみれば、いつでも会議がありうるという認識がある年末となることだけでも意味のあることと受け止めています。

さて、ところで。市民福祉常任委員会の委員長報告に、せっかく委員会で久しぶりに討論が2名からあったのにそのことに触れてなかったのがどうにも残念でした。代表者会議で、発言しておきましたが内容まで触れないまでも討論があったことには触れておくべきではないか、と申し上げました。委員長報告作成については厚木市議会は正副委員長と事務局の協議のうえで事務局が原案を作成するものとなっていますが、たぶん何に触れて何に触れないかは自由だと思われますので、討論があったことについて触れていないことを問題だといえないとは思いますが、よりbetterな報告となるだろうと考えて投げかけました。


全員協議会では厚木市人口ビジョン(案)、厚木市まち・ひと・しごと創生総合戦略(案)について提案がありました。若干の勉強会を経ておよそひと月程度でパブコメとあわせて議会からの意見も聴取する旨説明がありました。議決事項ではないため、この案が厚木市のものとして提案される際に、すでに「議会からもご意見を伺っております」という形になることを意味します。

担当者に口頭でありますが、国がこれこれこういう形で作成しなければならない、と言っていないのであれば、両論併記(少数意見を記す)の形で作成できないかと申し上げております。相当期間、長い期間を見ての戦略が「求められて」いるため、それが役に立つのかどうかはなはだ怪しいと個人的には思いますが、自治体が作成することは定めのようですのでいたしかたなく、しかし固定化させない「あそび」の部分を持たせるためにさまざまな意見がまだ存在するというような場合は統一させるべきではないというのが私の立場。もちろん、おそらく与党筋からは全く逆の意見が出てこようと思いますが。

迫られた仕事もまだまだ多くあります。議員である私ですら仕事が過剰気味となっておりますのでおそらく現場サイドは相当の仕事過剰ではないかと予想されます。年末に向けて、また予算編成の繁忙期となることを受けて職場負担の増大は懸念されます。事故などが起きないことを願います。