大きな変化

市長選が近づいて俄かに騒がしくなっています。

全員協議会や議会のあり方検討協議会など、議会の日程が午前中にあり、そうした一日の中でFBに書いて報告をしたものをこちらにも書き記しておきます。

■議会の後、学校教育課に学習指導要領のことで説明を受けに行く予定だったのですが、先方が予定外の事態に陥り延期に。

 想定外の事態とは、昨日の議会、全員協議会で報告のあった「市立小中学校の通知表のご記載に関する調査結果について」、をマスコミ発表したら急きょたくさんの追加資料を求められたから、とか。

 1月8日に上荻野小学校と依知中学校であった誤記載を受けて全校で再調査、あらためて出家席の日数や、所見欄の誤記載など合計小学校で79件、中学校で53件、が認められた、という内容でした。

 とくに大きな記事にはなっていませんでした。が、記事にもある原因の一つとされているあらたな共有シートの導入とそれに伴うパソコン操作の不慣れ、という話。多忙化する学校教員の負担軽減のためによかれと導入されたシステムなのに、結果がこういうことになった、という点をこのさい深く掘り下げてほしい。



■要注意、要警戒、今までとは違う時代に入った。

 なぜこの時期にイスラエルなんかに行くのだろう、中東歴訪や各地での首相発言について首をかしげていたのですが、(イスラエル訪問について疑問視する論調はいまのところ東京新聞に少し書かれていたのを見ただけ)中立とか人道主義、といわれても、日本人的感覚ではそうかな、と思えるかもしれないが、そう好意的に理解されるとは思えない。日本人の中にだって私のように、「人道主義」を言葉通りに受け止められない人もいるでしょう。

 いずれにせよ、首相の言う「積極的平和主義」の実体が明らかになるし、その内実が問われることになります(こうした事態を想定していたのかたいへん疑わしいですが)。逆説的ですが日本人が、今回の事態でもなければ2億ドル、の意味、妥当性を真剣に考えることはなかったはず。主観的な思い込みとまでは言い過ぎかもしれませんが、国家が多額の税金を投じての「平和貢献」は危険、勝手読み、になりかねない。民間レベルの人道的協力とは意味合いが異なるので。

 また、一部で以前からも言われてましたが「イスラム国」という呼称をメディアが用いる件も気になります。そのまま「Islamic State」とするなどして、誤解が生まれないような配慮をしなくていいのか。日本にもたくさんのイスラムの人々がいるので。