久保奨学金基金条例

(FBに書いたものですが)
厚木市議会環境教育常任委員会を傍聴しました。例の、久保奨学金基金条例は賛成全員で委員会は可決されました。

各委員から、とても熱心かつ的確な質疑があり、わたしは逐一メモを取ってましたが、せっかくの議論だったのでもう少しついでに学校現場でじっさいはどういう子どもたちの状況があり、この奨学金はどのように喜ばれるか、想像を膨らませる理事者(教育委員会)からの答弁があったらなおのことよかったと感じました。

後部座席(説明員席)で睨みをきかせていた教育長に(失礼)審議終了後に意見を聞きますと同様に感じていたようで。さすがにそこで教育長が手を挙げたりはしないものなのですね。しゃべってもいいのにな。

とにかく。どれだけ救えるか。どれだけ広がるか。神奈川県教育委員会にも現状の奨学金を改善し充実する必要性を迫るものとなるか。

奨学金の支給の可否などを決定するのは、選考委員会(5名以内で組織、と規定)ですが、これは学校現場(校長や担任など)や教育委員会事務局の強い思いがあるかないかで、ずいぶんと活かし方が変わるだろうな、と思います。

明日は、都市経済常任委員会。付託議案は一般会計の補正予算のみです。だからといって早く終わるとはかぎりません。


(さらに)
私の友人のお子さん、娘さんは大学生、初めての選挙だといいます。で、街頭演説を聞いてはみたものの「何を言ってるのかわからない、さっぱり耳に入ってこない」と言っているそうです。

選挙も終盤ともなればおのずと絶叫調、になるのかもしれませんが、絶叫しても聞いてもらえなければなんのことやら。

もうかなり前になりますが、堂本暁子さんの最初の千葉県知事選挑戦の時、大方の予想を完全に覆して当選しましたが、演説は一切やらずに街頭はトーク形式で語りかけてました。

二匹目のどじょう、というのはいないものでしょうが、若者世代に届く言葉で演説を最後まで丁寧にやってもらいたいと、思っています。

ちなみに、そのお子さんは、初めての選挙、で出口調査のアルバイトをするんだとか。未来の政治も当面のおこづかいも、どっちも大切ですね。