師走だ

議会と国政選挙が重なることは意外とある。

気持ちがたいへんせわしなくなります。慌ただしい。意識も拡散しがちで、今回の一般質問はついに、退院直後ということと、その後の若干の体調不良のせいもあり、ほとんど準備なく、原稿を整理せずに挑むこととなりました。あえて、腹をくくりました。原稿作りとは結構なストレスになるので無理をするとひょっとしたら腸閉塞状態になりかねない、とも思いましたので。


会議の答弁、市長答弁が、どうもしっくりこなかったので、そのことを指摘するというのが想定外でしたが、私の性格上、ああいうことは素通りできない。何が課題か?と聞いたら「課題はこれこれと考えていて、これこれというかたちで対応している」というのが正しい日本語の会話だろう。でも、滅多にこうしたぴったりした答弁に出会えません。


人によるんでしょうけれどね。

これで、現市長二期目の一般質問のやりとりがひとつの節目となり終わったことになります。思い起こせば、市長に答弁を求めるかどうか、求めるとすればどのようにか、など、本当に気を使った4年間でした。

私の好きな将棋や囲碁では、相手とともに良い棋譜をつくる、というのが大切だということをここでも書いた記憶があります。スポーツでも、ライバルの存在というのが大事で、独り相撲というのはお互いを高めません。

市長とのやりとりで、どうもそのあたりについては私自身の技量の不足を感じました。あまり貢献できなかったかなと。

ただ、いっぽうで、部長職の力(答弁力)はついてきたようにも感じます。そういうものかもしれませんね。私と世代が近くなってきたせいなのかもしれません。


私もまだまだ精進したい。これは地位に恋々とすることになるのでしょうか。