決算審査すすむ

出番の水曜、総務を皮切りに昨日の「市民福祉」、今日の「環境教育」、まで決算審査が進んでいます。週明けの「都市経済」を終えれば多忙な9月も山を越えます。

総務、財務、政策の管理部門3部を除けば基本的に委員が質疑の際にそうとう気を使って質疑を遠慮しているのがよくわかります。で、これは本来、あまりよろしくない。

私自身、たとえば危機管理や消防、といったセクションに対しての質問は、配慮が8割、になります。ほんの一例ですが、振り込め詐欺と交通事故防止は重要な課題ですが、決起大会が決算審査の前々日という日程である必要はあるのでしょうか。

イベントの「応援」がほかの自治体よりも多いという厚木市。職員の残業は増加傾向、総務部へは改善を求め続けていますが議会の攻防だけではなかなか前に進みません。

厚木市のホームページで、いろいろ調べられるようになったのはいいことですが、仕事量が増えていてしかもなおかつ公開すべき対象が増えて、更新が追いついていないだろうと思われるページを見かけます。当然、それは改善すべきですが、議会で取り上げにくい実情があります。それが、「そこまで手がまわらないんだろうな」と思ってしまうところにあります。

だから、わたしは管理部門には厳しく質疑をします。現場は、今のご時世、文句を言いづらくなっています。現場の声を代弁する役目が必要なのです。いつも、いつの時代も、とは思いません。いま、緊急に必要だということです。

所管以外の委員会の審査を傍聴していて、つい最近異動したばかりの説明員の答弁を聞いても、答弁としての評価以前に賞賛と慰労の言葉を送りたくなります。



厚木市は、人を大切にする姿勢があるのかどうか。


わたしはこのところ、多くの市民からこうした本質的な問いかけをいただいております。