岡山事件

議長選での白票5票。

私はたまたま開票の立会人3人の一人に選ばれたので、白票を含む無効票を確認しました。無効票が訴えかけてくるものは何だったか。

ヤジを飛ばしたのはだれか、はわかるでしょうが白票が誰か、これはなかなかわからないでしょう。「○○さんは書いていたよ」という声を聴きました。こうした「俄か証言」だってどこまで信憑性があるかは微妙ですし。

一人会派となって議長となったのは異例でしょうが、おおもとの所属会派では議会開会前の朝方までかけて議論が続いていたといいます。前日夜9時近くなって急遽早朝の代表者会議を連絡通知した議会事務局も、昨夜は深夜11時過ぎまで準備をすることとなったと。

一人の議長を決めることがこのような事態を招いていたという意味は何か。全国市議会議長会の呼びかけた研修会が岡山で開かれ多くの議員がこれに参加したようですが、この「岡山」で、築かれたシナリオは厚木市議会と市政にとって、善の道に導くことになるのかどうか。表向きは議会改革に活かすうえで有意義な研修、その実、政治攻防の主導権を握るための熱心な夜があったことと想像できます。