勝部麗子さんの講義

niginigi32014-07-18

今日は今年度最後の、全労済協会の提携講座でした。早稲田大学商学部での公開講座で一般参加に応募した(5回の講義のうち4回に参加したもの)。内容概略メモ、は後述しておきます。

じつは、人気番組のNHK、プロフェッショナル仕事の流儀、で先週取り上げられた豊中市社会福祉協議会コミュニティソーシャルワーカーCSW、の勝部麗子さん、が最後を飾る講師だと知って、何としてもと思っていたのですが、なんと今日は議会日程がけっこうあって、半ばあきらめていたのでした。代表者会議の協議事項も多く、重要な話し合いではあったので、気も抜けず。しかし、何かが味方をしてくれたのか、ぎりぎり間に合いそうな時間に会議は終了。しかも、本厚木駅に着くと、すぐに特急が来るではありませんか。こんなに幸運をいただいていいのかとの思いもありましたが、結果、無理してでも受講する価値はありました。最後に豊中市社会福祉協議会の作製した「セーフティネット」という冊子を購入する機会にも恵まれ、しかもサインをいただいたので。

さて。まずは議会運営委員会。8月からの常任委員会の会派別の振り分けを決めました。今日は異例なことが。

市民福祉、の希望者が相次ぎ、あっという間に、定員の7名に達しました。私の知る限り、最低でもあと2会派は希望していたはずなので、競争率の高い委員会でした。いまの世の中を見事に反映していると思います。福祉が問題なんですよね。私は、福祉も教育も都市経済も、個別テーマを追いたい気持ちがないのではありませんが、結局は全体が規定するとの認識からやはり総務を希望しました。この一年は、どうもうまく仕事した実感がなく、点数をつけにくいものだったので、悩んでいたのですが、基本計画など市長選挙に絡んだ時期のむずかしさを思って、やはり悔いの無いように、任期の最後の一年を取組もうと決めました。

■勝部麗子さん講義のメモ(FBのコピー)

豊中市社会福祉協議会、勝部麗子さんの講義、すばらしいお話の一時間半、早大生の心にもきっと届いたことと思います。

「ホームレス、はハウスレス、ではない。住むところを与えただけではだめ。元気になってもほめてくれる人がいない、そこが問題」。

よいフレーズがちりばめられていて、紹介できるのが一部だけで伝えきれないのが残念です。「住民が困っているときは絶対支える、逃げない」「住民任せにしない、行政任せにしない」「社会的排除をさせない」「制度の狭間の課題こそ地域福祉発展の芽」「社会資源につなぐ、なければ生み出す」

などなど。若者たちが、すべて福祉の道に進むことはなかろうが、ぜひこうした取り組みの意義、価値を認識して生きていってほしい、そう願って帰ってきました。最後に教授?が「来週は試験です。マークシートで四択です」と告げていました。がんばれー!

※画像、本の表紙裏に書いていただいた文は「知る事によって優しさが生れる 声無き声が社会を変える」