おせっかいなおじさんおばさん

 議会一般質問で、福祉部長が介護の担い手うんぬん、地域の力やらのあたりの答弁の時、わかりやすい表記の表現を使われたのがおとといの初日、以来、複数の議員がリフレインして定着しました。ご本人は適切だったかとご心配のご様子でしたが、議場の中で、せいいっぱい個性を活かして表現に工夫し、もちろんご自身の勉強や課題意識も隠さず示していただいている姿は、だれもができる技ではないということはあれ、議場にアクセントを与えていてよし、です。
 「おせっかいなおじさんおばさん」による地域の目、があれば、それを社会が許容していけば、さまざまな孤独、はお金をかけなくても解決できるのではないか。そもそもかつては、そうした力があったではないか。そんな思いが伝わってきます。

 中核市。をめざす、そんな副市長答弁もあった(初日、11日)この議会、少子高齢化社会の自治体の将来構想、が多くの議員の念頭にありながら、介護や子育て、若者支援、といった行政の基本的サービスについて質問が多かった印象です。問題意識は多く共有され、解決策について具体的な論議ができる条件はそろっています。おりしも、総合計画の第二期基本計画を決定していく渦中にあるいま、どこまでこうした問題意識の部分を織り込むことが出来るか、注目されます。

 今日、あゆコロちゃんの活用に関する質問の際に答弁に立ったのが「市制60周年・オリンピック・パラリンピック担当部長」。答弁挙手時、自身の肩書を口頭で議長に告げるのがルールの議会、あまりに呼称が長いので議場では笑いが起きました。

 議会では自分の質問以外の時も、しっかり内容を聞き、情報を整理する必要があります。この議会は、RIKUくんの件があったために重い気分であり、いつもに増して緊張もありましたが20人の一般質問を終えて、とにかく前に進んでいこう、それぞれがきっとそんな新たな決意を胸に抱いたのではないかと私には思えました。

 ひとまず、おつかれさまでした。週明けからは4つの常任委員会です。