議会改革の行方

niginigi32014-01-23

 一人会派問題の続き、ですが、この任期に入って進んだ議会改革、はいくつかあります。

 ・議長選の所信表明(全員協議会)
 ・広報広聴特別委員会の設置
 ・議会報告会の開催
 ・中心市街地活性化協議会の設置
 ・請願者の意見表明(委員会、休憩中)
 ・各常任委員会ごとで自主的な勉強会開催

 これらの改革は、まだ市民にとってという意味では成果とは言えない段階だということはあるとしても、前進はしており、また努力もしているといえるとは思います。なお、議会の在り方検討会、は前任期より発足しインターネット中継もされ市民に公開の下、今も継続して議論を続けています(現在は通年議会や子ども議会について、とくに詰めの議論をしているところ)。

 で、これらの改革が進んでいる、ということだとして、それを支える中にわれら一人会派の4人も当然かかわっていて、つまり会議が増えた分出席の機会も格段に増えたということになっているわけです。

 ですので、分担制、は理想から言えば、望ましいとは言えないと思いますが、現状、実情からすると力量不足を補いつつ、いたずらに仕事を分散させずに集中的に専念することができるという意味では実態に即した対応ともいえるということなのです。

 ちなみに、代表者会議と議会の在り方検討会は、今まで通り、4人が参加できる状態をキープしています。それは、主張については4人4様、で意見をそれぞれが代弁するという意味での分担制ではない(代弁できるというのであれば会派を結成すればよいわけで)ため、細かな点の意思を共有する必要が特に大きいこの2つの会議には全員が発言できる機会を得た、ということです。厚木市議会の場合、これらの一人会派の意思を、大会派が閉ざすということが全くありません。むしろ、積極的に活用しようとしているかのように感じられ、私はとても評価しています。政治的な意見は異なることはあったとしても、きわめて民主的だと思います。

 今後、議会運営委員会、市立病院特別委員会、広報広聴特別委員会、中心市街地活性化協議会、の4つの会議について、分担して4人のうち1人が出席することになります。不都合が生じたら変更すればいいので、そんなに大きな問題ではないということも付言しておきます。


 画像は先日の市民防災研修会の次第、から。参考となるHPは→http://weathernews.jp/