「JKお散歩」

 「JKお散歩」というバイトがあるという新聞記事を読みました。「JKリフレ」というのもあったそうで。女子高生とお散歩30分4千円、とか、リフレのほうは添い寝は風俗に当たらないから合法とか、の逃れ道を準備しての行為でしょうが安易になっていく世の中にどう歯止めをかけるべきでしょう。議会で「客引き行為等防止条例」は賛成全員で可決されましたが、表社会の規制は一方で裏社会へのいざないに魅惑を感じさせる要素ともなりうるということについては注意しなければなりません。地下に犯罪を誘発する要素が潜れば潜るほど、摘発は難しくなるだけです。とかく、議会など「健全な」表社会中心の集合体は、上からの目線で見た目にこだわってきれいにまとめあげようとしたがるもの、否定はしませんが、限界があることについては謙虚であってしかるべきと思います。

 とくに、若い女子中学生、女子高生がターゲットになっていることに、一地方自治体の条例だけでは解決し得ない問題があるという意味も含めて、警鐘を鳴らし続ける必要があります。

 さて、今日は仕事納。読みたい本を正月に読めるだろうか。「里山資本主義」。皆さんはもう読まれたでしょうか。折しも「里地里山保全等促進条例」をこれもまた賛成全員で可決したばかり、せっかくだから意味付与をしてあげよう、そんな気持ちも後押ししています。

 今年も多くの方々にお世話になりました。来る年は、政治的に重要な選挙が待ち受けています。必ず明るい未来につながるようにと、頑張るためによい年末年始を送りたいと思っています。