社会的制裁

JR北海道JR東海がリニアを数兆円投資してでも実現させようとしている一方で、元、同じ国鉄だった「北海道」の、悲しい話を聞き胸が痛む。鉄道ファンの多くも同じ思いではないでしょうか。


仕事上、こうしたケースについてはありきたりですが真相解明、が第一です、と言わなければなりません。でも、都会の感覚でこの「事件」を裁くことにはやはり心情的に共感できそうにないのです。


さて、決算審査。4委員会で相次ぎ質疑がありますが今日は私の出番の総務企画常任委員会でした。45項目の質疑通告、でしたが実際に質疑をしたのは半分程度かな。答弁を聞いて再質問をしないで「了承」するパターン、これは質問する側にとってはめりはりのある審査にするための調整のようなもの、議事録にはきちんと答弁じたいは残りますので、どうかご寛容に。


一年交代の委員会所属は来年8月にまた決めるのですが任期折り返しの今から一年は(一年ないかもしれませんが)総務を選ばないつもりの私、任期中最後の総務企画常任委員会での決算、との思いでした。


決算は、答弁する課長が昇進に向けての査定をされている側面は明らかなので、別段配慮はしませんが、予算質疑よりは甘めになりがち。が、適性、はわずかな質疑でもけっこう見えるものです。また、たった一人の課長を相手に質疑をしているように見えてもその実、行政全体を相手にしているわけで、何を変えようとしているかを明確にしていかねばなりません。市長に、その意図が伝わらないかぎり、私は永遠に不満足なのです。


見せかけの「改革」に辟易としている私は、職員に理解者が生まれることには期待もしたい。通じてくれているかどうか、それはわかりません。過剰に期待はできません。