イプシロン

niginigi32013-08-28

 昨日は、私の住む厚木北地区で、防犯パトロールがありました。画像はその時に配布した「安全反射板ライト-キーホルダー付」です。3班に分かれて回りましたが、担当したコースは中町公園から北側の方面が中心で、夜の8時ころですと、人通りが少ないなあという感じでした。歩いてみると改善が必要な問題点がよくわかります。

 さて昨日はまた、イプシロンの打ち上げ中止が大きなニュースになりました。とてもいい経験だと思います。科学技術というものは、つねに完全ということはなく課題がまだあるのだということを肝に銘じてもらういい機会です。

 カウントダウンをしていた子供たちの姿が報じられていました。子どもたちには気の毒ですが、ぜひ大人がきちんと説明をしてあげてもらいたいと思います。<参考記事・引用>
 宇宙航空研究開発機構は27日、鹿児島県肝付町内之浦宇宙空間観測所で予定していた新型固体燃料ロケット「イプシロン」1号機の打ち上げを中止した。同日午後1時45分の予定時刻に向け、70秒前に自動カウントダウンが始まっていたが、19秒前にロケットの姿勢異常を検知し、点火せず停止した。宇宙機構は「機体に問題はない」と説明。早期の打ち上げを目指し、原因究明を進める。
 開発責任者の森田泰弘宇宙機構教授は記者会見し、「大変残念。安全確実な打ち上げを最優先に原因の究明、対策と検証を行いたい」と述べた。
 宇宙機構によると、打ち上げ19秒前にロケットから姿勢データを受け取った地上側のコンピューターが、正常値を超えて傾いていると判断し、自動停止させた。実際には姿勢に異常はなく、データの転送過程か正常値の設定に問題があった可能性があるという。
 事前に打ち上げ18秒前までのリハーサルをしていたが、姿勢データのやりとりが正常だったかどうかは調査中。地上側コンピューターはイプシロン専用のソフトウエアが使われており、H2Aなど他のロケットの打ち上げに影響はない。
 森田教授は「原因究明に半日、対策に半日。大事な試験機なので念には念を入れ、検証に2日いただきたい」と述べ、最短で3日後の打ち上げが可能との見方を示した。(時事)