沖縄

米軍ヘリコプターの墜落事故がありました。ちょうど沖縄では、オスプレイの配備に反対する集会が行われていた、と伝えられました。


昨年12月議会で厚木市議会でもオスプレイ配備反対の意見書が採択され、関係機関に送付され、また私はとくに思いもあるので今年1月に沖縄の全自治体が賛同して開かれた東京での集会にも飛び込み参加した、という経緯があります。


先の参院選でも1人区で自民党が勝てなかった選挙区は岩手県とこの沖縄県。政府が一貫して日米間の沖縄にかかる交渉には全く力を入れていないのは明らかで、これはせっかくの政権交代がなされて自民党が政権から離れた時期でさえ、同じであったことを忘れることができません。いずれにせよ、沖縄の民意を長年に渡り無視してきた現状を、このようにまた見せつけられたのです。


今年1月の日比谷公園での集会のあと、久しぶりに銀座方面へのデモにも参加しましたが、なんと街頭には日の丸を掲げた団体が相当いて、罵声を浴びせたり、「オスプレイ配備賛成」と挑発したり、とやりたい放題でした。ネトウヨによる嫌韓デモについては報道などで聞いていて懸念していましたが、実際汚い言葉を投げかけられると、とても悲しいものです。よくわかりました。


<参考記事>
在日米海兵隊は5日深夜、米軍岩国基地(山口県岩国市)に陸揚げし、駐機している新型輸送機MV22オスプレイ10機について、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への移動を延期すると発表した。同県の米海兵隊基地キャンプ・ハンセンで起きた米空軍ヘリの墜落事故を受けて日本側に配慮したとした上で、近い将来には移動を再開するとしている。
米軍は、オスプレイ24機を普天間飛行場に配備する計画を持っている。2012年10月に配備された12機に加え、追加配備分の12機が今年7月30日に岩国基地へ到着し、うち2機が今月3日、普天間飛行場へ移動している。



■追加議案
9日開会の臨時会にかける議案が一つ追加されました。一般会計補正予算、法人市民税の還付に伴う専決が内容です。今日の議会運営委員会に提案、了承されました。