半年が過ぎ

 厳密にはあと数日を経ないと「どまんなか」ではないにせよ、およそ一年の半分が経過したことは実感するに丁度の節目と言えそうです。

 明日から7月。

 わが父の介護認定、「要介護1」から「要支援1」に、なってしまいまして、実態からいえばなんらかわりがないかむしろ介護の必要性は増してきているように感じる昨今でありながら、なぜ? 人が介在する評価の分野であるがゆえに疑問はつきものですが、納得がいく説明が頂けるのは当然の権利と解しています。(この忙しい時期に、なんですけれど)

 私の知人には、大学に進学したばかりのお子さんあてに、年金の支払いの猶予に関する書類が届いたとか。しかし、その書類には一切、年金制度そのものについて、わかりやすい説明、つまり将来もらえるのかどうかなどはなかったといいます。たしかに、私も見た記憶がありませんが、私はおそらく自分の仕事柄、わかっているためにさして気にならなかったのでしょう、これはあまりいい傾向とはいえず反省しなければなりません。一般に、どうあるべきか、きちんとみていかなければなりません。最近の学生は、将来年金がもらえると思っていないといわれますが、これは社会保障としては大変問題で(100年安心だとかそういうフレーズではなく)、一刻の猶予もありません。

 長くなりますので、この程度にしますが、短絡的に、だから消費税増税、という結論ではないことは言明しておきます。


■60周年記念市民文化祭(プレイベント)を

 市民の生涯学習意欲は年々増していることを感じます。そして、団塊の世代の物心両面の力を発揮していただくことはとても大切です。再来年は、市制60周年を迎え、今年度から準備が始まろうとしていますが、準備の構想がそもそもいままでの枠組みの中で考えられようとしているように見受けられ、発想の転換を期待したいところ。

 来年の秋ごろには、例年の大道芸の時期に合わせて、厚木市全体で文化祭を開催することにしたらどうだろう。みんな、積極的に「主催する側」になって担い手の力ができてくると思います。職員も、有志でグループを作ってどんどんアピールしていったらよい。職員と市民の協働の姿です。民間企業や学校も、合流したり連携したり。

 考えただけで楽しそう。実行委員会は苦労するけれど、充実感は何よりの宝ですから。