台風3号

niginigi32013-06-12

 南海上でほぼ停滞している遅い動きの台風3号、のために今日は一日しとしとと雨が降っています。時折強くなるといわれて警戒はしていますものの、これだけ動きが遅いとなると緊張も持続しきれません。地方によっては、高温になった地域もあったようです。たまたま気象通報を聞いてましたところ、大阪の18時で南東の風風力3、晴れ、1008hpa、30度、と報じてました。いずれにせよ、大きな事故につながりませんように。

 さて、先日雑誌ガバナンス4月号の特集を読みました。中央学院大学教授、かつて我孫子市議、我孫子市長を経て2010年には消費者庁長官を務めた福嶋浩彦氏の「民間力を生かす根本改革に、いまこそ首長はリーダーシップの発揮を」です。非常に参考になりました。厚木市役所でも、関心の高い職員は、折に触れこの雑誌は参考にしていると聞いていますが、幹部職員になるほど多忙になりすぎ、研鑽の機会を喪失しているのではないかと危惧しています。こうしたよい文章に必ず出会えるかどうかはわかりませんが、すべてに目を通さずとも、情報を収集した職員がどんどん流してあげれば済む話です。

 内容は、抜粋するには、そうすべき箇所も多く、著作権を侵しかねず(どうだろう?)、紹介しきれませんが、保育所民営化について、説得力を持ち不安を抱かせない説明に欠けるありさまを見せつけられては、これ以上私のほうからかいつまんで説明するようではいけないとも思います。我孫子市の提案型公共サービス民営化制度、はおおいに参考になるでしょう。

 「従来は、何を民間に任せるか、行政が役所の中だけで勝手に決めてきた。これからは民間との対話によって決めることが大切だ」

 
 わかりやすい一文です。すべてがうまくいくとは限らないまでも、時代の転換点で、地域主権を目指す意欲が少しでもあるのであれば、こうした精神はすべての首長が共有すべきではないでしょうか。なお、画像は「悩んだときに元気が出るスヌーピー」(祥伝社新書)。勝ち残ってきた、緊張の連続に耐える、まじめな公務員はじょうずに休みを取りましょう。