自分の頭で考える

niginigi32013-06-03

 私は自分自身に課題設定をしました。内向きな日本人、ととくに、最近の若者に対して批判的に言われていますが、それは私たちが作り出しているとも言えること、自らにある「内向き」な感覚という膿を出していきたいのです。

 そうした自分の思いにとてもマッチした考えを書き記していただいている著書がありました。「自分の頭で考える」、外山滋比古氏(中公文庫)。これは、かなり共感できます。さらに以前読んだことがある同氏の「思考の整理学」、も記憶しておきたいのでここに書き留めておきます。

 最近、文章を読むスピードが低下しているように思えてならず、なんとか向上しないまでも維持はしておきたいと願い、頑張っています。工夫をご存知の方がいらしたら、ぜひ教えを乞いたく思います。

 今日から6月定例会。本会議が開かれました。徳間議員が議員在籍45年を表彰されました。45年前といえば私は多分小学1年生でしょうか。議員28人の層の厚みが、きちんと活かされているか。議会報告会でも、歳費や定数の問題よりも、むしろちゃんと機能させてほしいというニュアンスの意見が多かったように感じています。むろん、報告会に参加する市民は好意的な方々が多いと思いますが、この任期中に議会が課せられた重要な使命でしょう。貴重な意見をいただけて、議員は幸せです。


自民党原発再稼働容認政策

 参議院選挙に向けた各党の政策作りが進んでいるようですが、自民党の復興庁の政策は、本当にやる気なんでしょうか。保守リベラル、中間派の存在はどうなっているのか、よくわかりません。
 
 教育に関わる政策に象徴的ですが、さらに、原発政策に関しても、性急な再稼働を強調していることは心配でなりません。3.2兆円規模のアフリカ投資、これまでのインド、ベトナム、トルコ、相次ぐ技術輸出、突出して奇形化している経済と政治の形が修正されずに傲慢に拡大しているという印象が否めません。

 (以下は参考記事)

 東京電力福島第1原発事故で計画的避難区域に指定され避難が遅れたとして、福島県飯舘村の長泥行政区の住民約180人が被ばくへの不安に対する慰謝料などを東電に求めた裁判外の紛争解決手続き(ADR)で、住民代表と弁護団は2日、仲介役の原子力損害賠償紛争解決センターから和解方針が示されたと発表した。慰謝料の理由として被ばくへの不安を認め、住民1人に50万円、妊婦と18歳以下は100万円を支払う内容という。
 弁護団によると、避難生活に対する慰謝料とは別に、被ばくの不安に慰謝料を認めるのは初。東電は今後、和解方針について意見書を提出する。 (時事通信