北里大学病院

niginigi32013-04-25

 昨日は、退院後の診察で北里東病院まで出かけました。痛い目にあった「後遺症」で自律的食事制限が継続していて経過は良好ですが、今後の治療方針を確認してきました。発症からもう10年くらいになるでしょうか、特定疾患の認定以降主治医との信頼関係を築き上げてきて今日に至っています。

 看護師をはじめ医療スタッフともずいぶん顔なじみになり、特に私の場合は食事管理がきわめて大切なので栄養士との相談体制はとても重要でした。そこで、いま進行している北里病院の「新病院プロジェクト」が気がかりでもあります。医療体制は継続をしていくのであろうか、と。

 画像は、病院待合室に置かれている新病院建設に向けた寄付を呼び掛けるパンフレットですが、消化器系は北里の本院との連携を取ることから(医療としての必要性は理解できます)東病院から移転することになっています。今年12月竣工予定、半年後の5月には開院するという話です。急性期に係るものの統合、です。全体の完成はさらに翌年、2015年の秋ごろを予定しているようです。残る東病院は精神科、ほか緩和ケア、研究部門などが集中すると聞きました。

 健康維持、健康管理からするとあまり大学病院などに縁がないほうが望ましいのは言うまでもありません。しかし、いざというときに頼れる救急機能を持っている大学病院は(経営が厳しくても)維持してもらいたいものでもあります。寄付、を募ってどのくらいが集まるのかは他人事のように興味もありますが、大学創立50周年、研究所創立100周年、とかけてアピールしているようですから、効果が上がるでしょうか。