「半島へ、ふたたび」

niginigi32013-03-12

 新潮文庫から出ています「半島へ、ふたたび」を読み始めています。ずいぶん前に、蓮池薫さんによって書かれたもので、とても読みやすいものなのでオススメです。新潮ドキュメント賞受賞作、ということです。

 昨年、同氏による「拉致と決断」を一気に読了し、おおくの共感を覚えて、またその文章表現力の巧みさにも惚れていまは、丁寧に文章を受け止めつつ読み取りこんでいます。

 朝鮮半島情勢が心配になる昨今、外交の力がきちんと機能してくれることに期待するしかありません。対立が激化することは諸問題の解決を遠ざけるだけのこと。


 今日は、午前中は厚木小学校でトイレや昇降口を掃除するということで出かけてきました。もうすぐ小学校でも卒業証書授与式です。私は式典が(特に教育に絡んだもの)苦手なのでたいがいは出かけません。来賓と扱われるのも嫌悪しています。しかし、時折、あまりわがままも言えず、参加参列をすることもあります。議員になってこのかた、中学の式典には一度も参加していません。成人式も行きません。先生と生徒が、きちんと向き合う静かな場面を、後方で親御さんたちが成長を見守ってきた立場から後姿を見届ける。いたずらに装飾をすることはない。あくまでガンコな主義主張なので、現代社会では受け入れられないでしょうけれど、強制はされませんのでありがたく欠席届を出させていただいています。
 きれいな学校で卒業を迎えられるようにと、ちゃんと掃除はしてきたつもりですからね。

 午後からは昨日に引き続き、控室にて都市経済常任委員会の傍聴。いい質疑が聞けました。議会も頑張っているんだけどなー。しょせん、「影」だからなー。