(仮称)あつぎ元気館
かわら版の新年号にはそのトップに(仮称)あつぎ元気館、の話がのぼっていました。大見出しにはすでに仮称が消え(見出しに仮称は見栄えが悪いのでしょう)、懸念したように事実上の名称固定化も進んでいます。懸念はいくらでもあります。すでに基本計画は出来上がり、24億7千万円を上限とする設計施工の契約を結ぶ準備をしてよいという「債務負担行為」の設定を、先の議会で認めています。
にもかかわらず「元気館」では、名前なんてどうでもいいじゃないかといわんばかりのイメージ先行。公共施設は何が入るのか、商業施設はどういうコンセプトに基づくものでいくのか、それぞれの連携、関連性をどう見るのか、私には不安です。
この不安を解消する手段は、今となっては早急に公共施設の最適化、についての認識共有、再配置をどう進めるかの議論をはじめること。中心市街地活性化のための、ハード、ソフト両面の議論のベースを行政は提示し、議会を集中的に開いて、施設整備と齟齬をきたさないようにすること。
いずれも、財政事情との絡みがあるので、議会が積極的に関わるべきと考えます。
映画館、に期待する人が多くいた、と聞きましたが、その期待に対しての説明責任は必ず出てきます。