セーフコミュニティー推進条例

朝夕の涼しさがあるからなおのこと日中の残暑がつらく感じるような気がします。やはり懸念していた水不足はあるようで、節水が呼びかけられた地域もあります。


そうした9月も中旬となる今日、厚木市議会総務企画常任委員会が開かれました。表題の「セーフコミュニティー推進条例」については約1時間半の議論を要しました。

結論は私を含め賛成全員で可決されたのですが、議論から、たくさんの注文がつけられた点は、今後に活かされることを期待したいところです。

セーフコミュニティーという新しい地域コミュニティーへの挑戦は、よいことであるのは間違いない。しかし、委員会で指摘した通り、あくまで健康を主眼にした取り組みは、その所管が担当すべきです。
防犯、治安は付属的な分野であり、そこに重点をおきたいならばセーフコミュニティーとは切り離して独自政策を持つ必要があります。
聞いていらした傍聴席の市民に、私がなぜあそこまで所管にこだわったかは伝わらなかったかもしれません。しかし、「セーフコミュニティーに認証されたのに犯罪が〜」などという二重の誤りの論調が市民に誤解を与えないようにするためには、主眼は怪我や事故の予防への科学的検証プログラムの構築であることを共有せねばならないはずです。


むしろ、自殺者をなくそう、という分野に力を入れて展開すべきです。