市民後見人養成講座の案内が

niginigi32012-08-24

 「東京大学・市民後見人養成講座」の案内が自宅に郵送されてきました。東京大学、という封筒でしたので、なぜ?とびっくりしたわけで。

 新聞記事が同封されていまして、東京大学では3年前から養成講座が開かれていてすでに1500人が講座を修了しているといいます。日程を見ますとなかなかハードで、現職議員が果たしてどれだけ参加できるのだろうと、思います。いや、参加しておきたいという気持ちもあるのですが、半年にわたってほぼ土日がつぶれるということは、市政を担当する地方議員には相当負担となるのは間違いありません。事実上、不可能に近いお誘いなのではないかと。  
 受講費用は6万5千円と決して安くはなく、介護施設での実習もあるというのできわめて実践的に活用できるだろうことは想像できます。高齢化社会への備え、という点では、本来もう少し参加しやすい受講のシステムを確立してもらって、地方議員もおおいに参加するようになれたらよいでしょう。

 高齢化社会の到来と言いながら、ハードもソフトも、行政の各種対応は追い付いていないという感が否めません。多くの団塊の世代が存在し、しかも知識も豊富な、意欲的な層が存在している、これは社会を支える「基盤」であることは言うまでもありません。議員の受講、は施策推進をするうえでの(または点検をする)見識を得ることが主眼となるでしょうが、高額であり時間的な校則が多いことが難であるために、見送らざるをえません。

 参考ページは
http://www.shimin-kouken.jp/course/application.html