選挙制度改革

国政において、制度改革はなかなか進まない。選挙をすぐにやるべき、となってもまとまらない。

一票の格差をそのままにしておけない、が優先的に決めるための制度的な拘束がない。

政党助成金もそうだ。もとよりおかしい制度だが、1月1日が基準日なので翌日以降にできた新党には交付されないために、さらにおかしな事態を引き起こすことになっている。

議会制民主主義の機能不全ではないか。決まらない政治、は制度上の、政治システム上の欠陥に起因してはいまいか。

国民投票憲法に位置づいていないことなど、国民主権が制度的に補完されていない点は、以前より課題であったはず。

国政でもようやく二院制について、各政党の議論も始まったようだが、一定の議論を経たらきちんと中間報告を提示してほしい。

決められそうな議題から、結論を出して、利害対立がある問題は両論併記でまとめを出しその後は第三者に委ねて。

地方議員であっても、国政についてはコメントをしたい部分はたくさんあるのだ。