様々な課題

niginigi32012-08-22

 画像は昨日の特別表彰の壇上で市長挨拶(左端)のところ、来賓が3名がいることがわかるでしょうか。画像は遠くて不鮮明ですが、3名のうち左が神子議長、真中が梅澤表彰審査委員会委員長、右は厚木市サッカー協会会長の徳間氏(市議)です。スポーツ関係の会長に、議員が就任する通例なのか慣例なのか、そのことによってメリットがあるから続いているのでしょうが(そうなのか?)、以前から不思議に思っていることの一つです。まあこればかりは、その会のご判断なので、外野からとやかく言えるものでもありません。先ごろ代表者会議で議員は自治功労表彰を受けないようにしようと確認したのですが、不偏不党のスポーツ振興が、特定の政治家に対して義理が生じるようなことは、どうも自分としては避けてあげたほうが市民が余計な気を使わなくて済むのではないでしょうか。

 ともかく、壇上の来賓に、政治がらみの人が多いというのは、どうだったのでしょう。今回の企画が急なことであったことはあったにせよ市民協働を体現する意味で、文化人、教育界、など各界からなる実行委員会形式で主催するなどの工夫があってもよかったように思うのです。

 かつて、同じように思ったことがあります。ハーモニカのまち、あつぎ。についてです。ハーモニカの普及、確かに厚木市の文化を代表する一つでした。でも、あまりにそのことを、ときの市長が強力に推進する善し悪しがあるということを実感しました。

 だからこそ、文化、教育、スポーツなどは市長があまり前面に出ないほうがいいはずです。政治的に関係ない取り組みにしてあげることが大切だと思うわけがそこにあるのです。お祝い事を盛大に執り行うために、市長が陰で支えたって全く問題はないはずですから。まあ、挨拶くらいはしないとよろしくないでしょうけれど。

 
■議会運営委員会など(昨日21日)
 朝8時半からの代表者会議を経て、9時からは議会運営委員会、9月定例会の諮問。市立病院の工事に係る継続費の補正(後日改めて詳細)、決算議案、「市民協働推進条例」(市民福祉常任委員会所管)、「セーフコミュニティ推進条例」(総務企画常任委員会所管)、などがあります。その他、陳情についてや特別委員会の委員の変更について、確認しました。

 全員協議会では工事請負契約の報告、給食食材などの放射性物質検査機器をもう1台購入したことの報告、施政方針取り組み状況の報告書が資料として出される、などがありました。その後に市立病院特別委員の協議会などもあったため日程がきつく、そのため全員協議会では私も含め質疑を控えることとなったようです。べつに申し合わせたわけではありませんが。

 往々にして、定例会開会前の全員協議会は、議会本番で質疑することに頭がいきますからあまり質疑をしない傾向があります。議事録もありませんし。市長の側からの報告が基本ですから、議会サイドから報告を要請して開催しているものではありません。市長が「そんなに質疑するなら報告しなくてもいい」といえる(実際は議会を敵に回すためそんなことはしません)ので、そこは多少の、間合いを感じ取る呼吸が必要な部分です。

 「施政方針取組状況」なるものは今回初めて拝見しました。これは、私が再三、施政方針演説など不要だと叫んでいることへの回答のつもりなんでしょうか。146項目すべて実施済み、などと表紙に書かれている時点で中身を見る気もなくなります。市役所の誰の発案なんだか、行政の必須の、優先度の高い仕事なんでしょうか。