メガソーラー

急遽記者会見があるとのファックスが届いていたのはずいぶんあとで知ったのでしたが、夕方のテレビニュースで流されたので先に知ることになりました。

神奈川県が率先して候補地を探し誘致に力を入れてきたことは知られていることと思います。情報によると、上古沢の岩石採取場跡地の土地所有者19人が株式会社オーイズミを事業者として決定した、ということです。

34000平米、2000キロワット。これまで、事業者が採算面、や送電にかかる課題等があると思われましたが、クリアされたようです。この話は厚木市にとって、というよりむしろ神奈川県知事を安堵させたかな、との感がしますが、再生可能エネルギー推進の立場である私には間違いなく朗報ではあります。

厚木市の支援は1メガワットあたり1500万円の補助金ということになっています。

昨日報じられたように、県内の市で、不交付団体は鎌倉市厚木市だけ。財政がよい、ということを裏付ける事業、とも言えるのかもしれません。しかし、行政の支援があるのはいいことですが、地方自治体の財政状況に左右されるというのは各種市民サービスの提供という観点から好ましくない、というのが私の持論、やはり公平に事業が展開されるよう国が関与するのが筋だと思います。

なお、買い取りについての矛盾は国会議論にもなっていました。負担の転嫁について、こちらのほうこそ、支える必要は高いと言えないだろうかと考えるわけで。またあらためて、この課題にも取り組みたい、と思っています。