注目の小田原

niginigi32012-05-12

 このところ、いろいろとあるのですが、報告しておかなければならなかったのは6日の日曜日、愛川町の文化会館で行われたドキュメント映画の上映会に出かけたこと。画像は上映会の告知、案内を掲載した「市民かわら版」5月1日号。中津川の、カワラノギク。小さな虫たち。追い続けて10年間、その実践力には敬意を表するしかないです。作品は、特別な脚色もなく淡々と進み、だからこそこのあとどうなるのだろう、そう思わせられる。こうした地道な実践抜きに、何を語っても無意味だということが私には最も大切なメッセージであると感じられます。

 会場では、何人か知人たちとも会い、いろいろと情報や意見交換もでき、よいひとときとなりました。

 さて、注目の小田原、とは。
 友人から明日から始まる小田原市長選の資料が届きました。現職市長は神奈川県内では真っ先に脱原発をめざす首長会議に参加した加藤けんいち氏。
http://www.katoken.info/index.html

 じつは、市長のブログで、6日に行われた大磯での自然エネルギー推進の企画に、市長が参加されていたことを知りました。→http://blog.katoken.info/?eid=1233307 この企画は私も知人から誘われていたのですが、上記の企画に参加する予定が先にありましたため参加を断念したのでした。県内各地で、さまざまな取り組みが進むことは喜ばしいことです。

 実践の大切さ。一方で評論が先行する傾向もないわけではなく。そのあたりは考えが異なるがいたしかたない、と静観しているわけで。
 政治家諸氏は、けっこう維新の志士、坂本龍馬とか高杉晋作とか、好きなようですが、いったい彼らのどこが好きなんだろう。評論している場合かと東奔西走の日々だろうなあ。だれそれが脱原発論者なのかどうか、とか、理念の違いをとらえて対立をさせていたら前に進めるはずもないのであるが。