自治体議会政策学会

 来月、5月の議会報告会から下旬には始まる次の定例の議会、を前に今は貴重な「視察」「研修」の時期でもあります。
 私は参加しませんが、なかなかおもしろい企画の案内が届いてました。自治体議会政策学会のもの。
 サイトは→こちら

 特に注目。以下抜粋
 5月13日(日)[ 10:00〜15:00]第4講義 10:00-12:00
廃棄物処理」と「放射能汚染」の課題
 瀬戸 昌之  東京農工大学名誉教授
 
日本で初めてごみ問題に携わった東京農工大学で創設から関わり、ごみ問題を見つめてきた講師が、自治体における廃棄物処理の問題と、原発事故による放射能汚染ごみの焼却・処分問題について語る。「環境問題を追求してゆけば、必ず人間活動、ひいては、社会のあり方の問題に突き当たります。」という講師が、放射性物質は全国に拡散するのではなく、集中して遮蔽・管理し、汚染者負担原則(PPP)で処理するのが国際ルールと説く。

 以上、私は参加できないので残念ですが、どなたかぜひ参加してほしいと思って紹介いたしました。がれき受け入れに疑問なし、という方々にはとくに。 

 また、5月11日の行政視察の案内では
 「震災電力不足の中、東電や地域に電力供給をし続けた 六本木ヒルズ森タワーと再開発の経緯を視察」とありました。おもしろそうですよね。

 視察の参加のみで5000円。受講料は1日参加で2万、2日間参加で3万円。

 ぜひ、こうした企画の内容に価値があるというものであると考えて主催するのであれば、今後各地での出張講座などもお願いしたいところです。

 関連して紹介しておきますが、雑誌「週刊金曜日」ではバグフィルターで放射性物質の除去は可能かという、企業向けのアンケート結果を掲載していました。もちろんできると答えた企業は一つもありません。川崎重工業(株)、日立造船(株)など回答を控えさせていただきます、という答え、無回答が圧倒的であってどうもこういう姿勢がよくないと思うのですが、そうした現状なんでしょう。除去できないと承知で仕事を受けているのでしょうか。
 きちんとしたコメントを回答したのがたったの2社のようでした。厚木市に縁が深い荏原系の荏原環境プラント(株)も回答を控えさせて〜でした。
  

金環日食観測
 厚木市では、シティプラザ屋上で当日(5月21日)午前6時から「観察会」を行うとの通知をいただきました。100人限定。ううむ。相模原市の小学校は市内の小学生全員を対象にする構想を出しました。これはぜひまねをしてほしいですね。まねをする自治体がいっぱいになれば、より関心を喚起することになるし、また通学途中で、想定外の事故に遭う機会をなくすことにもなります。

 ちょうど先日、太陽の北極の磁場が反転したという記事が載りました。このままだと両曲ともプラスになって赤道近くに2つのマイナスの磁場ができるという「4重極構造」になる可能性があるといいます。17世紀から18世紀に地球に寒冷期をもたらした「マウンダー極小期」と似ているとしています。

 たまたま文藝春秋5月号(新・日本の自殺、への反論を試みようと購入)を見ていたところ、ほぼ冒頭に立花隆氏の「太陽の謎」の文章があり目にとまりました。これはぜひぜひ、ご一読をとおススメしたいと思います。もう私などは何度も繰り返して言い続けているわけですが、地球への気候の影響については、短絡的な温暖化を語っているだけではだめだということを少しでもわかっていただきたいのです。様々な見解、異論が存在するということを認識することは科学の発展には不可欠ですから。