暖かな立春

niginigi32012-02-04

 春の気立つ、立春が暖かいというのは珍しい。久しぶりの暖かさでした。画像はちょっと古いですが先月24日の朝、バスに積もる雪とタイヤに巻かれたチェーン、清川方面からのバスを撮ったものです。日が長くなったなあと(冬至の昼の長さが大体9時間47分ほど、今日が10時間32分ほど)最近は思いますが、厳寒の日々の合間に暖かい日が顔を覗かせるようになって、それでもなおインフルエンザ対策などまだ注意が必要です。今年は厳しい寒気があるために豪雪の被害が出ています。私たちはいつでも自然との戦いを念頭におかなければなりません。

 しばらく日記を書きませんでしたらやはり病気を心配されまして、たしかに先週は若干イレウス気味で3日ほど絶食を。病院に駆け込むべきかどうかの判断はかなり正確にわかるようになりましたが、今回は悩みました。ただ、夏場と違い発汗による脱水を心配しなくて済むので、水分補給も必要最低限で済ませることができるので、安静にすることで乗り切りました。今年の正月は、結構忙しかったのが遠因かもしれません。毎度後心配をおかけして申し訳ありませんです。重要な予算審議のある議会を間近に控えていますので気をつけなければなりません。

 私のわずかではあれ存在する良心が、こんな日本でいいのかと身体のすべての機能に働きかけているかのようで、精神と身体とのギャップにも苦しまなければなりません。宇宙誕生から137億年(ビッグバン理論によると)、われわれは21世紀を生き紀元前から含めても1万年もあれば事足りる範囲でしょうが、その1万年の100万倍以上もの時間の範囲を宇宙物理学などは対象として、真理を求め続けています。自然界に存在するものの把握を超えて、新たな物質を作り出している人類は自ら制御不能の領域に突き進んでいっているようです。その知的生命体の持つ知性は傲慢さを抑えることもできず、科学的な成長を物欲と引き換えにその尊ささえを売り渡してしまう、そんな日々をなぜ平然と見送ることができるのでしょうか。