松蔭大学の

 島津教授(観光文化学部)とお会いしました。先の市議選の後に、全議員対象に議会のあり方などについての調査を行うとして各会派を回ってこられたときに、お話をさせていただき、調査項目のそれぞれについて私の方から補足をしたいとして今日お会いしたものです。調査はまだ継続中で、今月末で締め切り、分析を加えて結果を出すというようなことでした。ので、詳細はその分析を待ってからにしますが、ゼミで自治をテーマにして具体的にアクションをおこされた、その積極性は高く評価されるべきです。教授の、あくまで個人のご見解でしょうが、お話をうかがう限り、共通する思いも多々ありました。議会の持つ意味、既に持っている位置、これがなぜ低く評価されてしまうのか。そこにありかたそのものからメスを入れたいとされる取り組みなのだと解しました。

 島津教授は厚木市の観光行政の方でもお世話になっているようで、また、松蔭大学じたいも、厚木市との連携の中で協働大学を続けてこられてさらにこのたび市民対象に50歳以上の学生を募集するということに取り組まれるようで、かつて森の里を離れた青山学院大学の後、若干さびしくなったエリアに残って奮闘されていることにとても感謝しています。
 数年前、キャンパスを訪ね視察をしましたが、厚木を離れることはないと当時も言っておられ(担当者)、その通りでありました。学生の確保や交通の便の課題からくる先生等職員の待遇問題などがあることも伺っておりましたが、地域との連携に取り組む学園として、期待しています。
 松蔭大学を含め厚木市内の各大学は、それぞれ特徴をいかして連携をして市民協働に相当の貢献をしてくれています。繰り返しになりますが、高く評価されるべきでしょう。