さようなら原発5万人集会

　明治公園にこれほど人が集まった記憶がありません。以前はあったのかもしれませんが、公園から人が溢れて。千駄ヶ谷駅ではホームに降りてから改札になかなかたどり着けず10分以上かかりましたし。主催者発表6万は、最大規模といってもいいのではないでしょうか。
　パレードでは、3コースがそれぞれ大体どういう団体かによって分かれていましたが、個人参加の皆さんはあちらこちらに自由に参加されて歩いていました。思い思いのシュプレヒコール。小学生くらいの子どもたちが先導して「原発いらない」「子どもを守れ」「食べ物返せ」などと叫ぶと大人たちが唱和する。労働組合も気合が入っていたように見えました。「原発を再稼動させるなー！」「政府は全面補償しろー！」それぞれ思いがこもる。
　年配の方々も大きな声で「セシウムいらない！」「未来を返せ」と。工夫を凝らした手書き、手作りのゼッケンやプラカード。雲が出て、沿道に風も時折吹いて、味方をしてくれていたようです。
　連帯する仲間がいることは何より心強いもの、推進の圧力はまだ執拗に続いている中ですが、希望を感じることが私自身できたと正直に申し上げたいと思います。