夏至を過ぎ

 暑くなってきました。暑さを我慢せねば脱原発と言えないという立場をとらない私としては、冷房はきちんと使ってもらいたい。寒すぎる設定はもちろんせずに(これは先日の議会最終日に討論でも述べました。健康に良くないですから)適温で。だいたい原発依存のエネルギー政策をとってきたことのつけを、原発が使えなくなってきたことでの負担をなぜ使用者が負わねばならないのだろう。大げさにいえば、省エネ型のエアコンを配布したまえ。緑のカーテンがいいというのなら、それを普及する人員を緊急雇用し、各家庭に植えてくれ。我慢強い東北の人々という報道のされ方の影響からか、日本人はこの夏の猛暑をも我慢で乗り切ろうとACあたりが宣伝しかねない。自治体の節電合戦を見ていると、震災の対応が遅れている国家の問題点、課題を全く正しく総括していないと言わざるを得ません。国民の生命にとって正しいことは何かを自分の頭で考えて行動するという、基本を失っているということになぜ気づかないのでしょう。

 先日、お世話になってきた有権者の方から厳しい御指摘も受けました。市役所が残業をしないと宣言したことについて、そんなことは無理だろう、そんなことで市民サービスが低下をしたらどうするんだ。と。
 残業しない、ということが各種のサービスをできないことの(あるいは対応が遅れることの)言い訳になんかしてもらっては困るのです。市民も「そうか、残業できないなら仕方ないか」などと思ってしまいかねない、そんなことではおかしいのですから。

 新しいチラシができました! 昨日より配布したチラシの表面はこちら
 中側の面はこちらより、ごらんください。