市立病院建設整備基本設計

 今日、市議会本会議最終日。任期最後の議会でした。病院の特別委員会で発表された重要な情報(基本設計)だけはお伝えしておきます。 
①完成がH29.4⇒H28.7
 半年も前倒しになりました! 2016年。もっと早く、との声はあるでしょうが、現在の病院のあるところに建設すること、しかも安全を最優先して建設することから考えると、疎漏工事で後々問題になることの方がリスクがあると思います。途中で、変更可能な余地を残す意味でも、現実的な線ではないかと受け止めました。
 
②第1期工事の完了は、H26.4で、病院機能の70%を発揮できる
 とくに、救急部門を優先して計画されています。 

③大災害対策として、太陽光パネル設置
 太陽光発電パネルは60kwを想定。契約電力は1350kw、なのでその割合は少ないが、非常用電源を補完する意味からも大切なものとの説明でした。

 経営形態については地方公営企業法の全部適用への移行となる方針が示されました。すでにここでも触れましたが、もちろんもろ手を挙げて万歳をするものではありません。が、当面の、病院経営の改善からするとここまでは許容するといいました。おそらく当局も、議会=市民側の不安とする部分については承知していることと思います。早期に、医療スタッフの拡充と、医療の環境整備に予算を配分させるためには、受け入れざるを得ないラインと受け止めたのだと思います。
 市民にとっては、要するによい医療が提供されればよい話です。国、今の厚生労働省及び総務省の描きだす医療政策のあり方には疑問だらけですが、医療サービスの提供を保証しながらという戦い方にならざるをえません。歯がゆいですが。

 本会議、補正予算の成立などで幕を閉じました。任期最後となる補正予算への賛成討論を行い、任期は7月末までありますが、10日の選挙という洗礼を受けます。 これまでの議会活動報告を、十分にしきれていないことが心残りではありますが、選挙が直前という事情により、いくつかは報告をできないこともあると思います。いくつかについては、少しずつでもお伝えします。