年の瀬

 まもなく新年を迎えるわけですが、年末年始の懐具合の計算をしてみるとなかなかしんどい。今年の正月、奮発して知人の子どもたちにも気前よくお年玉を出した手前、デフレ対策でもありお年玉を値下げしたくはない。しかし、どのくらい「値上げ」すべきであろうか、悩むところです。借金してまで、出す余裕はなさそうですし。


 さる議会の最終日に主張した中で

 
 きたる2011年は、さまざまな選挙も予定されています。厚木市自治にかかわる者全てが問われる機会です。国政の今の様子は反面教師にしかなりませんし、いたずらに扇動するだけの傾向にあるかのように思える昨今の一部自治体の騒動も、見習いたいとは思いませんが、きちんと教訓化しておくべきこととは思っています。厚木市が、これまでの成長、発展の歴史を経て到達した現在の地平から、どのように成熟した段階へと移行していけるか、という高い次元の政策的な検証が各選挙を通じてされますことに期待もしますし、当然我々議会人もまさに当事者でありますのでその責任も果たしていきたいと思っています。


 
経済危機の長期にわたる深刻な局面は、弱い者や、異質なもの、たとえば他民族への憎悪という形ではけ口を求めるものを生み出していきがちです。戦前と同じ道をたどることがなきよう、自治体の憲法同様、日本国憲法の精神をきちんと尊重することを確認すべきであろうことを強く申し上げて、両議案についての賛成討論とします

 


 と締めくくりました。いささか中身の展開が弱かったと思いますが、私自身、今後の活動にさらに戒めていきたいと思っています。