新・副院長の意気込み

niginigi32010-11-19

 画像は昨日もお伝えした小学校の方の事故があったバスケットリングの様子の説明資料。とめてあった太く長い金具が全部抜かれていたといいます。調査中のようですが、原因などは分かりません。全員協議会での報告に私を含めていくつか質疑がありました。重ねて後ほど確認すると、けがをされたお子さんは、これでセーフスクールがなくったらどうしよう、と相当心配をしていたということです。関係者も集まっていろいろと話し合いをされているようですが、こどもたちの気持ちを最優先した結論になるように期待したいものです。

 さて、表題の話、今日の日程はいろいろあったのですが、市立病院の特別委員会で山本裕康・新副院長の紹介があり、ご挨拶がいただけたのですが、形だけの簡単なものではなく、新しい病院建設に向けての思いが述べられたことはとてもよかったものと思います。言葉は正確ではないと思いますが、
 急性期医療の充実。一般には2次救急、2.5次救急を、小児は2次に特化、いずれも24時間365日の救急を。地域完結型の医療を目指す。ICUをもち、心臓疾患など重症患者を引き受けたい。高齢化に備え、脳血管などの対応。リハビリの充実。

 などなど、思いを語っていただきました。聞くところによると、専門の内科、腎臓の分野では高い評価を得ているとのことで、医療技術の面でも期待できるところです。
 なお10月1日付で、医長職で眼科医長が、医師職で循環器医師、産婦人科医師が新採用として着任しています(眼科医長は退職に対する対応)。人材育成も含めてしっかりモチベーションを上げていってもらいたいと思います。

 特別委員会ではほかに、運営形態の検討組織が庁内に発足したことの報告がありました。あくまで庁内の課長クラスのプロジェクトチームのように思いましたが、おそらくはたたき台を作る作業に取り掛かったというところでしょうか。委員からは外部の意見を聴くことを求める、発言がありましたが、公開が保証された審議会の扱いではないようなので、まだ煮詰める段階の前段階なのかという印象です。私個人としては、いまのような医療を取り巻く環境が厳しいときに、あまり経営形態を固定化させて考えたくはないので、ここはノーコメントです。

 ひとまずは、新病院の青写真を公開できるようになり、市民とともにつくる医療拠点の機運が高まることに集中したいのですが。

  • 75歳以上15028人 所在確認の調査 全員協議会で発表

 いまのところわからないのが12人だということでした。高齢福祉課と市民課の連携で今後のアプローチは考えていく模様です。中心となったのは福祉部職員と地区市民センターのようでした。把握困難なケースの詳細は、後日改めて伺うことにしましたが、今後日常的に考えていかなければならないケースです。