明日は

 いよいよ12月議会にかかる議会運営委員会など、議会日程が詰まっています。おそらく全員協議会で報告があると思われますが、このところ相次いで事故の報告がありました。詳細はまだ調査中のようですが、ひとつは民間開発に伴う文化財発掘作業中の作業員の死亡事故、さらにもうひとつは小学校でバスケットゴールが倒れたことでの児童のけが、でした。セーフコミュニティ認証の企画の前にこうした事故があったことで私はこう考えました。
 事故は未然に防げるけれど、万全ということはない。
 防げないこともあり、起きた場合はしっかり原因を突き止め再発防止に努める。
当たり前のことですが、セーフコミュニティ認証に浮かれてはならず、より気を引き締めなければならない、ということの戒めとすべきではないでしょうか。

 前者は作業中に土が崩れてきて作業員が埋まってしまったということに始まりますが、救急車で運ばれている間は意識があって受け答えもできていたということですから、死亡に至るまでの因果関係などがまだ判明していない以上なんとも言えませんが、市の職員2名が立ち会う中での事故でもあり、市の事業ではないにしても一定の責任が生じることはやむをえません。また、後者の児童のけがの話も、バスケットゴールを固定する金具が外されていた、と聞いています。その後何か判明したかわかりませんが、大事に至らなかったのは幸いとしても気になる件ではあります。
 おそらく明日の報告で詳細が分かると思われます。

 市長がセーフコミュニティを推進することにいささかも異論をさしはさむつもりはありません。しかし、市長選を直前にして大きなイベントを組むというのが私の好みではない、市長選が終わってからに出来なかったのだろうか。たまたま市長選の前にあたってしまっただけのことなんだろうか。

 かつて、前市長が「ハーモニカのまち あつぎ」とうたって世界大会を催したりしていたときに、文化、スポーツなどのイベントは完全に民間に(市民に)任せて、いかにも市長の手柄とするようなことは避けたほうがいい、と申し上げたことがあります。持論ですが。不毛な政治的対立が、文化などに介入することがいやだからなのですが、セーフコミュニティセーフコミュニティの取り組みも市民、行政、企業などとの協働の事業でもあり、あまり政治的な意味合いを持たせることはいかがなものかということです。主体的に意図していないとしても、世間はもうすでに市長選の話題があちらこちらに出始めている時期でもあるのですから。

  • それにしても

 国政については何を、どう言ったらよいものかと思います。閣僚もひどいし、追及する側も、あおるマスコミも、週刊誌にネタを供給することが目標なのかと思しき昨今。
 大卒就職内定率が最低と報じられました。悩む若者たちに何を伝えるべきなのか、最優先で取り組んでもらいたいと願います。