クローズアップ現代

 今日のNHKのクローズアップ現代は見るべき価値がありました。
 すべての介護、福祉にかかわる人は見ておいていただきたいと思います。
 題名は

 介護保険置き去り3万8千人

 一人暮らしの高齢者、認知が進んで介護サービスを受けることを受け入れられない、さらに遠く離れた家族は実態が分からずサービスを申請しないまま。契約で成立する介護保険では救われない。
 保険料を滞納していたためサービス利用料が3割負担に。高額になるためサービスを受けることを断念。

 解説にあたった大学の准教授(結城康博・淑徳大学総合福祉学部准教授)は、明確に保険制度ではこの問題を解決することができないと明確に言い切りました。まったく同感です!!
 そして、さらに老人福祉がその部分を担うべきといいました。

 おそらくは、こうした主張には相当の抵抗もあるだろうことは想像できます。が、この主張はまさに、私が言い続けてきたことそのものです。福祉と介護を分離してきたことで招いている不幸を深刻に受け止めたうえで、早急に、1日も早く、法改正の基礎を作るべきですし、法改正までの暫定措置についての支持を考案し、各自治体に示すべきです。