厚木北地区敬老会

niginigi32010-10-17

 今日の午後、厚木小学校体育館で行われました(携帯で撮ったものは「おわら踊り」)。好天に恵まれて、この時期にしては気温も高めで出かけやすいということも幸いして350名ほどの参加があったようです。
 昨年までは、全地区を4つのブロックに分けて、2日間を午前の部、午後の部とし、文化会館までバスで高齢者をお連れして、演歌歌手などを招いてという企画を催していました。今年からは、様々な庁内外の議論の末、各地区ごとに工夫を凝らしてという企画に変わりました。私はかつて敬老事業について、文化会館のイベントでは対象者の30%ほどしかカバーできないことに疑問を感じて議会で取り上げたこともあって、今回のように変わったことはプラスに評価します。
 質問に取り上げた以上責任もあるかと思って、今日は最後まできちんと見届けさせていただきました。厚木北地区の対象者(75歳以上)は約1300人くらいのようですが、最初の企画としてはまずまずだったのではないでしょうか。もちろん、初回ですから反省点など改善の要素はきちんと出し合ってもらえたらとは思いますが。

 今日は暖かだったですので(パタパタあおいでいらっしゃる方もありました)よかったですが、この季節だと寒い場合も考えられますので体育館という場所の問題。そして、パイプ椅子に2時間近くというのは、結構きついのではないかという問題。トイレ休憩時間をもう少し長めにとらないとという問題。などが考えられそうです。
 企画の内容についてなど、参加者からいろいろと意見を集約して予算の制限もあるでしょうが(昨年などでかかっていた1200万円を地域にそれぞれ対象者数に応じて割ったようです)、楽しい企画を作っていただけるように、期待します。

 今日の式次第は
開会の言葉、主催者あいさつ、そして来賓祝辞は市長、県会議員(3人のうちお見えになった1名から)、地元市議(参加した3名のうちから1名)、来賓紹介、最高齢の方の紹介(95歳の方4人中参加されている3名の方ご紹介)と続きました。
 アトラクションは
1、相模演芸協会の
 腹話術(相模亭うっかり)、ウクレレ漫談(南かかまろ)
2、高尾社中の皆様による「おわら踊り」の実演
 
でした。 

<参考>
 2005年12月8日の議会での質問部分抜粋
【奈良】まず福祉関係ですが、福祉についての質問は私は大変久しぶりです。まず福祉部長に伺っておきますが、敬老会の参加状況、参加対象、参加の意思確認、呼びかけ方法と、もともと参加したくないという人もおられると思うんですが、参加したいんだけど、出られないという方々のお気持ちをどういうふうにお酌み取りいただいているか、このあたりについてお答えいただきたいんです。

【福祉部長】今年度の敬老会につきましては、75歳以上の方を対象といたしまして、3842人の参加をいただき、付き添いの方を含めますと総参加者数は4534人となっております。敬老会のご案内につきましては、まず対象者の方に市の方からご案内の通知を差し上げまして、その後、地域の民生委員に個々に回っていただきまして、プログラムを持ちながら、こういった内容でやりますよというお話をしながら参加の意思確認をしてもらっているところでございます。
 次に、敬老会に行きたくても行けない人という話でございますが、私の方で考える主な理由といたしましては、まず身体的な理由によって行かれない場合と、演芸の内容によって行きたくないという場合と、個人的な日程により行かれないという場合が考えられるのではないかと思っておるんですが、身体的な理由につきましては、病気、骨折等は除きまして、車いすでも皆さんが参加できるように車いす席を多く設けたり、ボランティアの方をお願いいたしまして車いすのご案内をするようにしております。また、演芸の内容につきましては、75歳以上の方がよく知っている知名度の高い方、親しみのあるような方の選考を考えているところでございます。また、個人の日程的な都合につきましては、敬老会は敬老の日の直近に行うことを定着させており、また広報紙、民生委員には事前に既に日程等を周知してございますので、そういった形でなるべく出席できるような方向を考えているところでございます。