地域医療政策セミナー

niginigi32010-10-14

 全国自治体病院経営都市議会協議会、第6回地域医療政策セミナーが都内で開かれ参加してきました。画像は小さいですが講師のお一人の色平哲郎氏(JA厚生連・佐久総合病院地域医療部医師)、医療とは何ぞやという漫談のような話を交えながら、本質的なお話をされているところです。前段の総務省の課長補佐からの堅い話の後だけに、わかりやすい話でした。
 前段の話とは、公立病院の経営状況、改革プログラムの進行、病院事業にかかわる地方交付税措置、地方公営企業会計制度等研究会の報告、など、もちろん必要な情報ではありましたがやはり役人の話というのはどうしてわかり易くないのだろうか。
 色平さんのお話は冒頭から「メディア=リテラシーとメディカル=リテラシー」というテーマから入りまして、切り取られて報道される中身を疑う必要性から訴えられまして、要するに伝えたいことが報道で伝えられるわけではないということから話が始まったのです。以前、取材を受けた時に、たくさんインタビューにも応じたし映像もたくさん撮らせたのに、放送側の意図で作られた(そうでしょうねえ)という話です。
 医療を取り巻く状況にしても、国民の側がどのように報道を読み解くか、そうした姿勢が問われるということがおっしゃりたかったに違いありません。
 先週に引き続いての医療関係の研修でしたが、いろいろと考えるところが大でした。両方とも無料の研修で、政務調査としては交通費のみで済みましたが、こうした機会は多いにありがたいもの。しかし、どうしてか、行事がたくさんある秋に集中していて日程が目いっぱいになるのが悩ましい。

 今日は全国87市・組合から306名が参加したようです。厚木市からは田上祥子議長、栗山香代子議員も参加されていました。