在り方検討会など

朝9時開会の議会運営委員会から今日の日程はスタートしました。
 いろいろありましたが、今日は議会のあり方検討会が開かれたので、その報告をしますと
 これまで議長から諮問のあった諮問事項の1(自治基本条例関連)については討議を終了して、諮問事項の2、の議論に入っていました。このブログでも何回か経過を紹介してきましたがいよいよ答申まであとわずかとなりました。
 これまで、議論の順番は変わりましたが
1.議会での質疑のあり方について、特に一般質問における反問権について
2.議員間での自由討論の必要性並びにあり方について
3.市民への議会広報のあり方について、特に議会報告会の必要性と内容について
4.議長選挙のあり方について、特に所信表明の機会を設けることの是非及び方法について
5.議長任期について
 
 以上について議論してきました。


 今日はその他の事項として、それぞれの会派がいろいろと提案したのものから絞り込んだものを持ち寄り紹介してそれぞれを議論し始めました。次回も継続して議論します。それらの内容は以下の通り(提案会派名は省略、重複は割愛)。

・決算審査を特別委員会から常任委員会に分割付託(予算審査同様)の検討
・一般質問の受け付け方法、くじ引きなど
・通年議会
・採決ボタンの利用(以前から設置されているが未使用)
常任委員会の毎月の開催
・請願、陳情の扱い(地方自治になじまないものがある)
常任委員会の審議の在り方(活発な議論など)、議員の複数委員会への所属
・議員の議案。意見書提案の扱い
・請願、陳情者の意見陳述の機会の保証
・議会の研修、議案説明会の実施

 私はとくに意見書をあげやすくするためにうんぬんを提案したのですが、それは議員側の取り組みの課題だと認識できました。つまり、たしかに以前、おそらく政治的な課題についての意見書を結構上げていた時期があり、それらを一定ルール化した時期があったのでしょう。私がおそらくその論議の中に属していない時期があったと思われ認識が薄かったのですが。
 
 私の意見のもうひとつに、今回意見書を賛成多数で上げることになるだろう案件がありますが、これらは会議規則によれば少数意見の報告も可能で、その意味からすると、意見書には少数意見も付してあげる必要があるのではというものです。
 今回の委員会審査では

 選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書について
 子ども手当政策に反対する意見書について
 の2件については委員会の7人のうち4人の賛同での提出になる見込みで、もちろんたった1人でもそうですけれど少数意見表明があった場合は付記すべきではないかという視点です。

 地方議会の審議の綿密さを、しっかりと国に見ていただく意味でも、多数でバッサリ、はどうも私の主義に反する。意識的な非建設的なものに与する必要性はないですが、認識を共有する過程を閉ざしてしまうのはいただけないと思うからです。


■議会運営委員会
 最終日提出の議案(固定資産評価審査委員会委員の選任についてなど)、議員提出議案の提出について、が議題となり確認されました。

厚木市議会友好都市交流事業推進委員会
 規約の承認、今年度の事業や収支予算の承認など。前議員の脇島稔さんが委員長、高橋徹也さんが副委員長に。

■会派代表者会議
 8月の臨時会の招集案件、議員クラブ研修視察、などについてが議題。