反対はしませんが

 都市経済常任委員会の審査。中央公園地下駐車場の論議では、委員長以外の全委員が質疑を行いました。

 議会だよりがどれだけ読まれているか、という議論が若干議会のあり方検討会でありました。ふと、気付いてみると、新人の頃にはよく感じていましたが、議会のやり取りというものはまずは堅苦しい言葉が多い。これは一般の人にはとてもとっつきづらいでしょう。議会だより、では関心のある方は読んでいただいているのは私も承知しているのですが、とくに忙しい現代社会、必要な情報を入手することさえ時間がぎりぎりなのに、市議会の情報などはさっと目を通していただくことだけでもありがたいという感じなのではないでしょうか。地域のタウン誌、のほうが認知度もあるかもしれません。せっかく出している広報ですから読まれるように工夫したいところですが、今後の課題と認識すべきでしょうか。

 さて、今日審査に上った駐車場の議論は、テーマとしては市民の関心のあるテーマなのかもしれません。それこそ、利用者の声を聞いたらどうか。今庁内で行っている「おもてなし」のアンケートなどよりは政策への直結度合いが強いと思うわけです。
 市債の償還が終わることにより来年度より指定管理者に管理を移行する、利用料金制度の導入を図る、等の提案。8月には公募の予定だという提案説明でしたが、質疑の中では心配、懸念の要素がちらほら。私も、方針に反対はしないまでも収益事業としてそんなに魅力があるとは思えず、指定管理者に果たしてどれだけ応募があるのだろうというふうには懸念しています。

 なお、予算の審議の際に答弁で聞いた、利用促進を図っている段の部分の携帯電話が使えない(地下で)ことの対策の工事は今現在進行中とのこと、7月中には終わるのではないかというめどだといいます(審査では聞き忘れたので後ほど確認)。知人の女性は、駐車場の「地下」というのが怖いのでつい敬遠してしまうと言っていたのを思い出し、携帯が通じないのではなおのこと不便だし緊急時には困るだろうとは思います。努めて明るい雰囲気を醸し出すための構造上の工夫などは課題になるのかもしれないと、個人的な意見としては思うところです。