市民満足度調査

 今日21日は議会運営委員会(議会関係当面の予定)と定例の全員協議会が開かれました。
 全員協議会では、市立病院の整備に係る基本計画策定の説明、連休明けから始まる市役所本庁舎1階と2階のワンストップサービスについてなど報告がありました。
 説明と同時に配布された資料を見て、市民満足度調査についてはかねて指摘していた担当なりの分析、コメントがほしいという部分が配慮されたことは前進と受け止めます。調査結果の総括、という部分がそれに相当するのでしょうが、調査が今後の市政に反映されるように、市民へのフィードバックが求められると思います。

 「今後の重要度が高いが満足度が低い」という項目に分類された以下の項目について。
 温暖化防止
 快適な生活環境
 交通環境
 行財政運営
 高齢者福祉
 障害者福祉
 
 などについては、なるほどとは思いますが、多くは国政の影響、反映もあると想定でき、自治体での施策のみで満足度が上がりにくい要素もあることを加味しておく必要があるとは思います。

 「今後の重要度が低く、満足度も低い」については、今後の重要度が低い、と思われているのがなぜかが大変気になるところです。
 このなかには、情報公開、人権尊重、都市間連携、市民協働、多文化共生社会、という項目も含まれていて、今後未来にかけて決して軽視できない項目のになぜ「重要度が低い」と認識されているのか。
 重要度が低いと認識されたとしたら、その項目は位置づけを下げなければならないのか、そのあたりも「発注元の」政策部なりの判断が問われるところでしょう。

 さて、市長は、「あつぎ元気フォーラム」(5月14日)を企画したようです。松沢県知事を呼んでトーク、県政報告、市政報告、対談などを予定しているということですが、この内容ならば主催は本来は市長の後援会などが望ましいのではないか。「政策部企画政策課」主催にしては政治的な趣が強く、来年が選挙の年だけに「公的な」ものと認識されにくい。