6日議会の在り方検討会

 昨日6日、議会の在り方検討会が開かれました。引き続き議長選についてなどを議論しましたが、議長経験者からの、これまでの経験をもとにした意見は貴重でした。議長職が1年交代だと「(議長が)また替わったのか」と言われた、という話は実はその通りで、最近はあまり聞かなくなりましたが、議長ポストのたらいまわし批判はよくわかります。1年たつと辞任届を出す、必ず議長選がある、調整がつかないともめる、こういうありかたは市民からみるとわかりやすいわけはありません。

 私は、議長選は立候補制にはしない、が所信表明(意思表示)をおこなう(行いたい人が行う)、任期については特に規定しない、を主張しました。それぞれの議論で所信表明は(どういう場で行うかは別として)したほうがいいだろうという意見が多数でした。今回の議論を経てさらに会派に一度持ち帰り次回の論議になります。
 様々な論議そのもの、ひとつひとつが成果だとは思いますが、私のような、大きな会派に属さずに議員活動をするものの経験からすると、議長選に限らずですが、とにかく非公開で密室ですすめられることに抵抗があります。会議でも依然触れましたが、議長選でどなたが出るのかも知らず(知らされず)ふたを開けてみたら「ああ今回はそういう話がついていたのか」とわかる、というようなこともありました。おおむね話がつけば、少数会派の1票など関係ないという話でしょうが、それもその時々の政治を反映しているということ。
 ところで、今回の議会改革の議論のテーマの一つに、議員相互の自由な討議、というのもありますが、すでにこの「在り方検討会」の論議はかなりオープンで、本音の部分が語られ、市民にもわかりやすいのではないかと思います。今後のテーマも「議会広報について」など、重要な項目もあって、全体としてまとまるかどうかは別ですが、議長に答申する形まではしたいと考えています。