常任委員会終わる

昨日の環境教育常任委員会ではいくつか白熱した議論がかわされた、と伺いました。昨日から体調下降気味で傍聴できなくて残念なことをしましたが今日が自分の出番、いたしかたありません。
都市経済常任委員会。質疑はかなりやりましたが報告はあらためてにします。ただ、8日の読売新聞にだけ載ったという圏央道関連の記事に絡んだ経験豊富な委員の質疑は、私は知らなくて、しかも私が追いかけの質疑をしたところ担当も知らされてはなくて記事で初めて知った、という説明。「そういうものだ」がいわゆる常識なんでしょうか?内容は、厚木市内に3件の未買収地がある、などの話でしたが、建設促進させたいという意図のリークか、強制収用への地ならしか、あらためて注意が必要だと実感しました。前原大臣はこうした形で進められていることをご承知なのでしょうかと思わずにはいられませんでした。
今回は、一般会計予算には委員会採決で賛成しました。質疑をお聞きになられたかたはいったいどこが賛成なのやら、と思われたかもしれません。批判的指摘が主でしたから。ただ今回に限り私は、政権交代による子ども手当その他の反映を、きちんと評価する立場を強調したかったことと、市立病院建設に確実な一歩を歩み出したことをなにより成果として、市民と共有したい、との思いから決断しました。
特別会計にはまだ政権交代の具体的反映がないので賛成できないものが多いですが。

普天間基地の移設に関しての難航について、私はいままでだったらただ現行案で押し切るだけであったろう、と思うし、この難産の過程で、どれだけの国民が沖縄に犠牲を押し付け続けてよいのか、我がこととして受け止めるかがなにより大切でしょう。
私は4歳から海老名市(当時は海老名町)に暮らし、厚木基地の騒音被害を実感しています。が、あの騒音を知って、よそへもっていけ、とは思ったことはありません。基地を必要とする軍事あるいは政治を変える必要があることを騒音は教えてくれたのでした。
新しい日本に向けた歩みに向かい風は強いかもしれないですが、古い体制にはもう戻れないでしょう。