一般質問始まる

 今日から一般質問が始まりました。私以外にも、人口減少問題に触れた議員が目立ちました。このところアンケートなどをとり始めて分析をしようとしているようでしたが対策はこれからという話、ただし今日の段階で「人口減少は一時的」としたことは根拠に乏しいものでした。総合計画基本構想では人口の目標が23万人と明確で、私は基本構想そのものにいくつかの理由で反対しましたが、提案者も議決した議会も責任を負うことになるでしょう。
 そういう意味では、おそらく軌道修正は難しいのだろうと今日は悟りましたが、厚木市の当面のシティセールスは交流人口や昼間人口に比重があるように感じました。私とは考えが異なるところです。
 市立高校、については当面難しいという趣旨の答弁でしたが、もとより、当面しばらくは総合計上の事業の見通しですら難しいのは当たり前、承知しています。その上で、高校を市で持つことに魅力があるかどうかを、関心の度合いとして聞きたかったのですがうまく聞き出せませんでした。残念。関連して中学卒業で働く生徒が昨年度17人いたこと、定時制高校に進んだのが43人だったこと、がわかりました。受験中心で進むのは致し方ない面もありますが、公立小、中学の児童生徒にはいろいろな子どもたちがいます。すべてが国語や算数が得意な人ばかりではなく、音楽なら得意、とか図工が大好き、などいろいろです。多様な方向性を包含し、中学卒業後の高等教育の分野に関与することは魅力的なはずです。市内には大学もあるのですから、なおのこと中高一貫教育も視野に入れた高等学校設立はハードルは高いですが目標になりはしないでしょうか。
 市制記念日については、現状はそれほど位置づけが無いのですが、今後は検証されるでしょう。
 資源回収のことにも10分の時間を割きました。回収のあり方で、たとえば同じラップでもなぜ違うのかなど、細かな点も尋ねましたが市民の疑問が多い点のいくつかは取り上げることができました。ただ、法律そのものの問題として、ごみの総排出量の抑制につながりにくい点や企業側の改善努力がないままで消費者の負担が大きい点など、課題が多いことがあげられます。
 資源回収新システムについては、これも複数議員が通告しています。関心の高いテーマです。

 一般質問は3日まで。あと2日続きます。